地域で違う麺類と味噌汁
こんにちは。
キッチン大友の加藤陽哉です。
約7年間、百貨店の物産展出店で毎月色々な土地の食文化に触れる中、
味噌汁と麺類は地域の特色を感じていました。
私なりの感覚に加え色々な資料から、下記のようにまとめてみました。
■味噌汁
関東:鰹節、合わせ味噌
名古屋:鰹節と昆布・煮干し、八丁味噌
関西:昆布だし、白味噌・合わせ味噌
九州:煮干し、麦みそ
■麺類
関東:蕎麦、濃口醤油、鰹節・さば節。
関西:うどん、薄口醤油、鰹節と昆布の合わせ出汁。
名古屋:きしめん、たまり醤油(白醤油)、さば節・むろあじ節・ 宗田鰹節。
九州:うどん(柔らかい)、甘い醤油、煮干し・あご。
だしと調味料(味噌・醤油)の分量も地域によって違うと思います。
関東の麺つゆは濃口醤油ベースに鰹だしで香りをつけ、
関西のうどん出汁は鰹節と昆布のだし汁ベースに薄口醤油で
味をつけるというのはよく言われていますね。
名古屋の赤だしも通常のだしと味噌の分量で調理すると
あまりおいしくないです。
いつもよりだしは濃いめに、
味噌は少なめにするのがポイントです。