「赤だし」健康長寿の秘訣。
こんにちは。
キッチン大友の加藤陽哉です。
「赤だしって美味しくつれないんだよね・・・」百貨店の催事で出店している際によく言われました。色々お話しをお聞きし、八丁味噌を用いた赤だしのお味噌汁を上手につくる事が出来ない理由を考えてみました。
1,だしと味噌の分量を間違っている。
毎日のおだしと味噌の割合をそのまま赤だしの味噌汁にすると、味噌が多すぎて味が濃くなり八丁味噌にある独特の渋みを感じやすくなってしまいます。赤だしの場合は出汁を濃くしっかり取り、味噌は少なめでつくってください。
2,逆に味噌が少なすぎる。
目分量で味噌を溶かすと、すぐ色が濃くなり味も濃すぎるとと勘違いして量が少なすぎ、薄くて美味しくない場合も考えられます。また、八丁味噌は固く溶けにくいので溶けずに固まっている場合も注意です。茶こし等を用いでしっかり溶かしてください。分量は濃く取っただし汁300mlに対して八丁味噌は大さじ1~1半ぐらいを目安にしてください。
3,味噌選びが間違っている。
従来は2メートルの木桶にピラミッド状に重石をして二夏二冬の長期熟成した、老舗2社の味噌蔵で伝統製法でつくったものだけを八丁味噌と定義されていました。しかし近年基準が緩んで様々な味噌メーカーが作る八丁味噌も出回っています。また赤味噌と白味噌を混合した万人向けの赤だし味噌という商品は味わいが少し変わってきます。
4,だし選びも重要。
だしが弱いと八丁味噌に負けてしまいます。また、だしの塩分が強い場合は味噌を加えるとしょっぱくなってしまいます。八丁味噌に合わせるだしは無塩・無添加の魚介出汁「いいだし」や塩分控えめの「大友のだし」がおすすめです。
追伸
愛知県民の糖尿病の死亡率が少ないのは「八丁味噌」の影響が大きいのでは、、、と言われています。味噌にはがんや動脈硬化などの原因となる活性酸素を除去する抗酸化作用があり、八丁味噌は他の味噌より抗酸化作用が強く、八丁味噌に多く含まれる褐色の色素「メラノイジン」は、コレステロールを下げたり、糖尿病を予防したりする機能もあると言われてるんですね。
八丁味噌におすすめのだし。
■いいだし20袋入
昆布・食塩を使用しない無塩・無添加・昆布不使用だしパック。すっきり上品なのに豊かな力強い風味。味噌味や肉類を使ったしっかりした味付けの料理にピッタリです。東海地方で好まれるさば、むろあじ、宗田鰹を厳選。味噌汁にも合うようにかたくちいわしもブレンドした魚介だし。だし素材以外には何も加えていません。無塩・無添加なので離乳食や塩分を気にされる方にもおすすめ。昆布だしを使用していないので海藻類が苦手な方、妊娠中の方、ヨード制限(ヨウ素制限)の方にも。
おすすめ料理:赤だし味噌汁、肉じゃが、味噌煮込みうどん、きしめん、そばつゆ
原材料名:さばのふし(国内製造)、むろあじのふし(国内製造)、そうだかつおのふし(高知県製造)、かたくちいわしの煮干し(国内製造)、(一部にさばを含む)
栄養成分表示 1袋(8g)あたり
熱量 27kcal
たんぱく質 5.8g
脂質 0.4g
炭水化物 0.1g
食塩相当量 0.1g
※推定値